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衝撃的ダイエット「おなかが空いたら食べる」


 ゆるやかな糖質制限「ロカボ」(注1)で食事をしていれば、「ほとんどの人はおなかがいっぱいになるまで食べても、決して太ったりしない」。糖質制限の第一人者・山田悟先生は断言してくれます。おなかが空いたら食べていいんです。我慢しなくていい、夢のようなダイエット、それが「ロカボ」。もう一度言います。食べていいんです!

ダイエット編7「おなかが空いたら食べていい」

 【前回までのあらすじ】トーク編と併行して連載中のダイエット編。「ロカボ」に出会ってから、おなかいっぱい食べて、楽しくダイエットを継続中。第5回「食後の血糖値を上げないようにするのがダイエット」(4月27日更新)、第6回「カロリー増で血糖値が下がる」(5月6日更新)でした。

モスバーガーはパンの部分をレタスに変更できる「モスの菜摘(なつみ)」というサービスを行っています。「菜摘テリヤキチキン」を頬張る五戸です。「美味しっ」(2017年4月)
モスバーガーはパンの部分をレタスに変更できる「モスの菜摘(なつみ)」というサービスを行っています。「菜摘テリヤキチキン」を頬張る五戸です。「美味しっ」(2017年4月)

 ロカボの名付け親で、北里研究所病院糖尿病センター長で医学博士、「一般社団法人 食・楽・健康協会」代表理事の山田悟先生の著書『ロカボで食べるとやせていく』(幻冬舎)と、山田先生監修の新刊『世にも美味しい「ゆるやかな糖質制限ダイエット」』(世界文化社)を参考図書に、北里研究所病院で山田先生に取材した内容を、以下にまとめます。

我慢できない自分が嫌いだった

 おなかが空いたからと言って食べていたら、当然太るだろうと思っている方が、いまだに大半だと思います。私も夕飯を減らしてダイエットをしたり、朝食を抜いてダイエットをしたり、いろいろしてきました。

 これまでは「ダイエット=我慢」だった。痩せたいなら、我慢しなきゃならないと、私自身思っていました。我慢が続けられないのは、自分の弱さだと思い、いつまでたっても痩せられない自分が大嫌いで、でも我慢するとイライラして、結局食べて、自己嫌悪に陥る…この繰り返しでした。

 今はこう思います。必要なのは「我慢」じゃない。正しい「知識」だと。

モスバーガーの「菜摘テリヤキチキン」とオニオンフライとドリンクのセット。ちなみにこれだけで足りず、チキンを足しちゃいました。食べるの大好きな五戸です(2017年4月)
モスバーガーの「菜摘テリヤキチキン」とオニオンフライとドリンクのセット。ちなみにこれだけで足りず、チキンを足しちゃいました。食べるの大好きな五戸です(2017年4月)

「知識」をつけて「我慢」とサヨウナラ

 「我慢」は続きません。少なくとも私は続かない…。これまでの「腹八分目」という考え方はまさに「制限」であり「我慢」です。人生は一度きり。「ロカボ」で、美味しいものをおなかいっぱい食べましょう! 「ダイエット=我慢」の時代はもうおしまい!

満腹中枢は信用できる

 「満腹中枢」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。人間の体は、自然と食べてもいい量を感じ、脳内の「満腹中枢」がストップをかけてくれます。

 私も山田先生に取材するまで、いくら糖質を制限しても、おなかいっぱい食べたらダメだと思っていました。でもこの「満腹中枢」、かなり信用できるものだそうなんです。もちろんそれには「糖質を基準以下に抑えながら」という条件がつきます。

最近の自炊。豚しゃぶとサラダとお味噌汁。お肉モリモリ食べています(2017年5月)
最近の自炊。豚しゃぶとサラダとお味噌汁。お肉モリモリ食べています(2017年5月)

「ほとんどの人」とは

 「ほとんどの人はおなかがいっぱいになるまで食べても、決して太ったりしない」と、山田先生があえて「ほとんどの人」という表現をしているのは、50人~100人にひとりくらい、過食症などで満腹中枢が壊れている方がいるためです。

 基本的には、その人にとっての適性な食欲を、満腹中枢は作ってくれています。

ナッツ1袋食べても大丈夫

 私、すごくたくさん食べられるタイプなんです。たとえばナッツ200gが1袋に入っていると、1袋全部食べてしまうし、6Pチーズなら6P全部食べてしまう。それでも山田先生に「大丈夫です」と断言していただきました。

山田悟先生と取材後記念撮影の1枚です(北里研究所病院で)
山田悟先生と取材後記念撮影の1枚です(北里研究所病院で)

糖質の過剰摂取は満腹中枢をおかしくする

 ただ、この大事な満腹中枢をごまかしてしまう存在があります。糖質です。おなかが空いた時に糖質で摂取してしまうと、満腹になるまでの量がどんどん増えてしまうんです。(2002年、雑誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』より)

 「甘いものは別腹」と言いますが、まさにその通り。甘いものを食べはじめると、たくさん食べてしまう方、白米だったら山ほど食べられる方、ラーメンで替え玉を何度もしてしまう方、それは、糖質が満腹中枢をごまかしているんです。

「ロカボ」ならおなかいっぱい食べられる

 甘いものと主食はロカボの範囲内でほどほどに、たんぱく質と脂質をしっかり摂って、おなかいっぱいにしましょう! 私は一日三食、野菜・肉・魚をたんまり食べて、それでもおなかが空いたらナッツやチーズや唐揚げを食べています。(次回ダイエット編は第8回「お肉と油はたっぷり食べよう」です)

本日のごのへの・ご・ろ・く

空腹時 お肉やナッツ 食べちゃおう

 (注1)「ロカボ」は“ローカーボハイドレート”の略で、“ロー(低い)+カーボハイドレート(糖質)”のこと。1食の糖質摂取を20g~40g、一日70g~130gにする、ゆるやかな糖質制限です。

 ◆山田悟(やまだ・さとる) 1970年、東京生まれ。1994年慶應義塾大学医学部卒業。2002年から北里大学北里研究所病院勤務。同病院医療連携室室長、糖尿病センター長、医学博士。一般社団法人「食・楽・健康協会」を設立、代表理事を務める。日本における糖質制限の第一人者。「ロカボ」の名付け親。「糖質制限の真実」(幻冬舎)をはじめたくさんの書籍を出版、メディアにも数多く登場。

引用元:この記事を読む


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